サイクリングのお話のつづき・・です。
今回は、小江戸情緒たっぷり、
佐原の街をめぐるコースをご案内いたします 。
歩いて行くにはちょっと > < でも自転車だったら超便利。
あちこち立ち寄り楽しみながら、少し遠くまで走ちゃお~^^
★小野川の町並みコース★
では、行ってみましょう・・
川の駅から堤防を下り、国道356号線船戸交差点に出て、信号を右折します。
車には十分気をつけてくださいね。
国道を約50メートルほどで、”北賑橋”です。橋を渡らず手前を左折し、小野川沿いに進みます。
JR成田線を越えると、川面に”ナガバコウホネ”の生育地が見られます。
このあたりから商家の古い建物が・・重要伝統的建造物群保存地区に入ります。
”中橋”へ来ました。
橋のたもとは、佐原の大祭時にシャトル船の乗降場になったり、川の駅からの観光船が到着するところでもあります。
あら、撮影かな? 娘船頭さんの竿さばきが見事です・・川から町並みを見上げる、ゆったり”舟めぐり”もおすすめですよ!
この先の橋は、 小野川と香取街道の交差点、古い町並みの中心地にあたる”忠敬橋”です。
川の駅からここまで約1.5キロ です。
樋橋の両岸には、日本で初めて実測による全国地図を作った、伊能忠敬の記念館と旧宅があります。忠敬の人生と、国宝の資料や、正確かつ美しいと評される伊能図を紹介しています。
ぜひご覧くださいね。
忠敬橋に戻って右折し、香取街道を約400メートル行くと、八坂神社があります。
この日は境内のイチョウがとてもきれいでした。
境内には、江戸優りと云われる「佐原の大祭」を紹介する、水郷佐原山車会館があります。
夏祭り秋祭りに曳きまわされる、高さ8メートルもある山車が2台展示されていて、ビデオシアターの大画面映像からは、大祭の迫力と熱気が体感できますよ。
小野川沿いや香取街道の古い町並みを散策しながら、
酒蔵見学・小物のお買い物・古民家レストランでお食事・商家の蔵のお宝発見・・
”小江戸佐原” を思いっきり楽しんでください。
あちこちめぐっても、小野川沿いに下れば、水の郷さわらに帰れると思います。
香取の森に囲まれた、下総国一の宮、最近ではパワースポットでも知られる香取神宮を訪ねる、往復約8キロ半のコースです。
川の駅から利根川下流方面へ約2キロ、大利根サイクリング道路を走ると、津宮鳥居河岸到着。
右側の階段の先に続く、まっすぐの道(かつての表参道)を進みます。
香取神宮と縁深い、忍男(おしお)神社「東の宮」と呼ばれます。右の道を行くと (まもりお)神社「西の宮」があります。
JR成田線を越えると赤い橋があります。通称「じょんぬきばし」です。
参拝のため、ここで身を清め、草履を脱いだといわれています。
この右手は神道山古墳群です。地域の方々が季節の花木を植えて整備しています。
佐原香取インターと国道356号線を結ぶ道との交差点を渡ると、香取の森への上り坂になります。ママチャリにはちょっとつらいかも・・ピークを過ぎれば長~い下り坂になりますから、がんばりましょう。
津宮鳥居河岸から約2キロ、香取神宮駐車場に到着です。
自転車は駐車場内に止めておきましょう。
いよいよこの二の鳥居から、玉砂利の参道をゆっくり登っていきます。
春は桜、秋は紅葉がみごとに包んでくれますよ。
途中、左の坂道は要石道。地震からの守り神”要石”があります。
見た目は小さいですが、決して抜くことはできないとか・・
階段を上がって、総門をくぐり、手水舎で清め、楼門を入ると、杉の巨木に囲まれた荘厳な社殿に着きます。
ご祭神は、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)、神宮の称号をもつ国内屈指の名社です。
「無事に戻れますように・・」
安全祈願して、同じ道を帰ります。
★香取神宮と小野川の町並みコース★
香取神宮駐車場から市街地方面へ向かい2.2キロ、八坂神社へ。そして、小野川の町並みコースをめぐり、水の郷さわらへ戻る、約8キロの周遊コースです。
小江戸情緒たっぷり、佐原の街を十分お楽しみいただけると思います。
今、水の郷さわらの水辺には、
1組のつがいから、年々増えていった白鳥の家族が住んでいます。
時々、サイクリング道路にもやってきて・・・
こんな写真がとれました~^^